アラタ社長!
今日、メンバーから
愚痴を聞きました。。。
どんな愚痴なんだ?
どうせ下らない愚痴だろ???
いやいや
ちゃんと聞かないとダメですよ。
例えば・・・
担当の持ち場が分からなくて
ケンカになったとか・・・
お化け屋敷で隠れてたら
寝てるヤツがいた・・・とか。
たるんでるなー。
そう言っては身も蓋もない。。。
上司の指揮次第だな!
えっっ!
上司の責任なんですか?
そういうものだな。
チームが上手く回らないのは
管理能力次第だから。
部下の特性に合わせて
管理しろと言われるが・・・
とは言え、
上司も人間だからな・・・。
完璧な対応など出来ないwww
じゃっ
どうしたら良いのですか?
自分の対応を振り返って、また
上司の対応を良くみておく事だ。
そんなことを考えて
仕事するんですか?
そうだ。
その細かい気遣いが
転職後に役立つ。
上司に合わせた
Outputを出す能力が
必要とされる。
めんどくさい。
結果が同じなら良いでしょ!
いろんな上司がいるからな。
衝突しない進め方が大切。
どんな上司がいるか紹介しよう!
僕もそうならないよう
気をつけないと。。。
『老害上司』
読んでくれている方は『老害』って言葉を聞いたことがあるでしょうか?
サラリーマンで有れば、下のような光景を出くわすことも多いと思います。
「オレはそんな話を聞いてない!」や
「こんな結果は報告できない。オマエがなんとかしろ!」など
思い当たる節があることでしょう。
無理難題を押し付けて、結果が出ないことに対して、傍若無人な発言を繰り返す上司は『老害』と言えるかもしれません。
しかし、うまく付き合えなかった上司を全て『老害』と言ってしまうのは乱暴だと思います。
自分の立ち振る舞いによって、結果が変わっていた可能性もあることでしょう。
やり方から相談していれば、もっと良いアドバイスをもらえたかもしれません。
上司にも個性があるため、上司に合わせたプロセスやアウトプットを心がけるスキルもビジネスパーソンに取って重要です。
そんな気配りが出来れば、転職後の上司付き合いにもきっと役立つはずです。そして、自分が老害上司にならない様に気を付けて下さい。
俗に言う『人の振り見て我が振り直せ』ですね。
まずは、老害上司予備軍かどうか?のアンケートを作ってみたため実施してみて下さい。『老害上司』と付き合ってきた経験から作っており、参考にしてみて下さい。
老害予備軍のアンケート
□打ち合わせでマウントを取った発言ばかり行う
□なにかと根性論、精神論で解決しようとする
□部下・後輩に大きな声で怒鳴ったことがある
□部下・後輩の失敗を、何度も繰り返し責めたことがある
□後から読み返したメールの意味が分からないことがある
□デジタルや新技術に疎い
□会社の固定電話を頻繁に私用で使う
□部下・後輩の成功は、自分のおかげだと思う
□あるべき姿より、上司のご機嫌ばかり気にする
□自分の発言が、部下・後輩より正しいと思っている
□昔の成功談を繰り返し言ってしまう
□会社の人事ばかり気にしてしまう
□昨日言っていたことと真逆のことを言っている自分がいる
□部下・後輩が話してきても、PCから目を離せない
ビジネスパーソンとして結果を出すために働いていれば、上のアンケートに身に覚えがある項目がありませんか?
仕事に向き合っていると、チェックがつくこともあるでしょう。
しかし、この機会に職場での自分の行動を振り返ってみて下さい。考え方を改めていくことが重要なんです!
なぜ老害上司は生まれるのか?
その理由には「個人の問題」と「環境の問題」の2つがあると言えます。
切っても切れない関係ですけど、ちょっと分けて紹介します!
個人の問題
社会人になって年齢を重ねると『喪失不安』を感じませんか?若い人のエネルギーを脅威と感じることも、その1つです。
この『喪失不安』からの行動として、能力不足を棚に上げ、自己保身に走り、ストレスからくる怒りを部下にぶつけてしまう、怒りの置き換えなどが見られます。
特に現在の組織運営は従来のような「年功序列」ではなく「成果主義」になってます。この「成果主義」はサラリーマンにとってストレスでしかないでしょう。
しかし、適度なストレスが必要なのも事実です。
このストレスが無ければ、何も成し得ないでしょう!
ストレスなんて、
無い方が良いのに。
全くストレスが無くなった状態は
無関心とも言える。
そうなってしまっては、
新しい時代を乗り切って
いけないよなーwww
IT化、グローバル化が劇的に進み、業態や業務の変化のスピードが驚くほど速いものです。
高い適応能力がなければ生き残れない時代だからこそ「自分の役割や立場を失うのではないか?」という『喪失不安』に陥ってしまうのかもしれません。
さらに症状が進むと、「周りに認められていないのではないか?」とういう不安や孤独感から、立場や力を誇示するために、特権や役職を振りかざしたり、全てを支配しようとする人もいます。
そんなことをしても、何の解決も得られないことを体験しているはずなのに。
人間は繰り返してしまうものなんですね。
そう成らないよう
気をつけないと。。。
環境の問題
日本の企業風土に「上司の無理難題を容認する」ことが当たり前のようにまかり通ってる光景を良くみます。
嫌われしまったが故に、辺鄙なポジションへ飛ばされる状況を目の当たりにすると、誰も反論できなくなるのも理解でるものです。そして何も言わなければ、火の粉は降ってこないものです。
運良く出世したので有れば、そのポジションを維持したくなりますよね?
\サラリーマンに運は必要/
例えば、部長の発案なら内容に関わらず賛同するなど、周りが直ぐに容認するため『老害上司』はさらに増長していくのでしょう。
年齢ではなく、立場や環境が『老害上司』を生み出してしまうものです。
さらに増長を繰り返すと、部下に暴言を吐いたり、罵倒したり、と言ったたことが容認されてしまい、言葉による暴力が連鎖してしまい、職場の雰囲気が悪くなります。
政治家が暴言を吐くニュースが流れることも、しばしば起きていますよね。誰も止められなかった故に起きている現場を想像できませんか?
そんな職場で成長した人は、自分がかつて感じた絶望感や無力感によって、歪んだ人間関係を構築してしまい、さらに弱い立場の人を攻撃してしまうものです。
この環境が作る連鎖を断ち切るのは、企業風土に繋がるため、とっても難しいものです。
但し、今も成長を続けている企業は、その風土を改善しようと抗ってきた結果と言えます。大企業に勤めている人は、そんな目線で見てみると面白かもしれません。
老害上司の分類
書籍「上司が壊す職場」(日本経済新聞社)の著書で、多くの企業でカウンセリングや管理職研修の指導を行なってきた見波利幸氏によると『老害上司』にありがちなタイプを4つの分類しています。
- 自己愛型
- 激情型
- 機械型
- 謀略型
これを参考にしながら、簡単に紹介していきます。
自己愛型
- 周囲に忙しさを猛アピールする
- 体調不良でも無理して出社する
- 人の話を最後まで聞かない
- 過去の成功や武勇伝を頻繁に話す
自分がいなければこの部署は回らないとの思いから、部下の手柄は自分のおかげと考えてしまい、自身を過大評価してしまっている方が当てはまります。
そのため、結果的に部下を見下した発言をしてしまうことで、モチベーションを大きく下げてしまいます。
上司が部下のモチベーションを上げることはできなくても、下げることは直ぐにできるものです。
さらに、承認欲求が強く、忙しさアピールのために部下への指示は大きな声になりがち。周囲が別の話をしていても、自分の得意分野に持っていくなど、傍若無人っぷりを発揮!
旗振りは大好きだが、現場で部下を上手くサポートすることは苦手など、苦手なことを挙げれば切りが無いかもしれません。
但し、良好な関係が築ければ、兄貴肌で引っ張っていってくれるかもしれません。
激情型
- 感情のコントロールが苦手
- 自分への反論、批判に敏感
- 気に食わないと他人に当たる
- 昨日言っていた事と真逆の発言を繰り返す
このタイプは、今までの経験から『チキンハート』の『ビックマウス』と呼んでいます。
人の好き嫌いがハッキリしており、敵か味方かとうシンプルな世界観を持つ、信頼する人にはとことん思い入れるが、自分を否定されたと感じると直ぐにキレることもしばしば。
相手を「敵認定」すると、良いところを見つけてもリセットできない。話しているうちに過去の出来事を思い出して怒りを増幅。
『チキンハート』が故に、敵味方に分けて考えてしまうのでしょう。世の中には、色々な人がいるため、上司で有れば度量の深いところを見せて欲しいものです。
また、興奮し過ぎると話がまとまらず、結局何が言いたいのか分からなくなるのもこのタイプです。『ビックマウス』で話しているので、当然、現場は無視して動いてしまい、統制が効かなくなっている症状が想像できます。
部下と真剣に向き合っているつもりでも、何も伝わっていないため、チームを向上させられない上司と言えるでしょう。
『初志貫徹』を貫ける発言が、信頼を獲得できるため、『チキンハート』の『ビックマウス』に成らないよう気をつけて下さい。
機械型
- 自分の決めたやり方にこだわる
- 興味がない仕事は全部部下任せ
- 管理職より専門職でいたい
- 周囲との挨拶や無駄話が苦手
興味の対象や、特定の分野に秀でた人が多いタイプです。得意分野で有れば、過干渉なほど部下に細かく指示や質問を投げかけてきます。
反対に興味がない分野には無頓着です。苦手な仕事を放置して、自分の好きなことに没頭してしまうの光景も良く目撃します。
仕事内容によって進め方が変わるため、ムラっけのある指示は、部下のやる気を削いでしまうものです。(転職直後で、知人が少ない環境では、上司の得意分野を把握するのは難しいですね)
人付き合いが得意ではなく、意見の相違があった時に妥協点や落とし所を見つけるのが苦手です。
また、机の上が散らかっていても気にしない人も多いです。
謀略型
- 求めるのは数字や結果だけ
- 部下のミスは理詰めで追求
- 周囲の自分への評価に敏感
- 責任回避が得意
数字を求める利益追求型で、プロセスよりも結果が全て。
自分の評価を押し上げる仕事をするかどうか?で部下を判断し、期待に応えられないと感じたら躊躇なく切り捨ててしまう、利益重視のタイプです。
感情を高ぶらせることなく部下を追い詰めるので、近寄り難い雰囲気を感じさせます。
しかし、結果や問題点を数字で示すことが出来るため、会社の中で強制力を遺憾なく発揮することも事実です。結果を出そうとする姿勢から「できる人」と評価されることもありますよ。
老害上司と向き合う
4つの分類に分けていますが、老害上司は1つに当てはまるわけでなく、複数の特徴を持つモンスターも時々見かけます。
こんな視点で上司を観察してみると面白く感じてきませんか?
面白くなってくると『老害上司』に接することが、苦痛では無くなってきます。
このメンタルが得られれば『老害上司』が怖く無くなりますますが、身を守る方法も知っておく必要がありますよ。
上司とまともに戦っては、疲労ばかりで生産性が上がりません。程よい距離感を築くことができる、対策を紹介します!
老害上司から身の守り方
3つの手法を紹介します。
1on1にならない
上司に指示を仰ぐときは、周囲に人がいる場所・時間を選ぶことが大切です。あるいは「先ほどの指示について、念のため確認させていただきます」など一言添えて、メールでのやり取りを残しておきましょう。
上司に向かって1人で戦うことは無理ゲーと言えます。査定する側と、査定される側では、そもそもの立ち位置が違います。そんな構図にならない様に気をつけましょう!
記録を残す
『老害上司』が指示していると、現場が迷走する時が多々発生しているはずです。そんな時はメモを取るなど、しっかり記録を残して下さい。
面倒でも議事録を残すことは有効です。どうしても口頭でのやり取りが発生する場合はICレコーダーの活用も考える必要があります。
「そんなこと言ったつもりは無かった」など開き直られないように、日頃からメモを取る仕草が抑止力になります。
周囲の人とコミュニケーション
別の部署の上司や、同僚と日常で起きた出来事を伝えておくことです。客観的なアドバイスをもらえるかもしれません。
さらに、目に余る光景に直面した時に、割って入ってくれることも期待できます。
色んな保険を掛けておき、リスク回避することが、ビジネスパーソンとして重要と言えます!
老害上司に成らないために
この一言に尽きるかと
『共に成長する意識』
部下を支配するのではなく、話を良く聞き、共感するコミュニケーションを心がけて下さい。但し、安易に寄り添う必要はありません。
あくまでもビジネスです。Inputを理解し、明確なOuputを出し続ける『PDCAサイクル』ができるチーム作りが目的です。
\まずはPDCAサイクルから/
屋敷出口
企業って難しいですね。
自分もアンケートの項目に
3個くらいチェックがありました。
何があった???
んー
昨日と今日の言う事が
変わったり・・・
そういう事も有るよな。
そんな時は、
キチンと宣言することだ。
やっぱり、
考えを変えた!など。
仕事に正解は無いのだから
考えを変える事も必要
俺なんか、直ぐに
考えが変わっちまうなwww
・・・・
だから誰も
聞きに行かないし・・・
なんか言ったか???
何にも言っていません!
・・・・
耳ばかり良いんだから。
言いたい事がある様だなwww
まぁ
それくらい気概を持って
働いてくれれば安泰だな!
いや・・・
いつか転職します!!!
それも
同時に頑張れよーwww
最後まで呼んでいただき、ありがとうございます。アンケートに対してご意見がありましたら、どしどしコメントを送付して下さい。
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