ポータブル電源で
コタツを使ってみました。
何がわかったんだwww
コタツが暖かい・・・
だから・・・???
他にもイロイロ
分かりました・・・
ちゃんと目標を設定して
結果を数字で表すんだぞ!
ラジャッ!
ポータブル電源Evopow 1000でPDCAサイクルに沿って調査を進めてきました。
「P」「D」「C」まで進んで来たため、今回は『A』について実践していきましょう!
PDCAサイクルについて知りたい人は、次を読んでみて下さい。
設計者としてサラリーマンになると、必ず出てくるワードですよ。
\PDCAサイクルとは何?/
\下のサイトで価格を見て下さい/
Evopow 1000の本当の電源容量は?
ポータブル電源に記載されている容量の数値って本当かなって思いませんか?
特にEvopowの場合、箱や取扱説明書には、『1036.8Wh』と記載されています。
小数点第一位まで記載されていますが・・・
でも、ネットを調べると、こんな記載もあります!
\リン酸鉄リチウムイオン電池は940Wh/
本当はどっちだろう?確認したくなりませんか?
今回は、どちらが正しいかを、ちゃんと調べてみましょう!
そうすると、次のブログで調べた効率について精度が上げられます。
\Evopow1000の効率を調べてみた/
電源容量の調べ方
分かってしまえば、そんなに難しくありません。
ポータブル電源容量の単位である『Wh』からも簡単に推測出来ますね。
バッテリに充電する【充電電力[W]】と【充電時間[h]】調べれば良いのです!
Evopowの場合は、充電中の電力[W]が直ぐに確認できます。
\Evopou1000の充電中の画面/
この画面からは、INに95WATTSと表示されているため、充電電力が95[W]と分かります。
最近のポータブル電源は、どれも確認できる仕様になっていて好感が持てますね。
さらに、充電時間は、バッテリ残量0%から100%になるまでの時間で確認できます。
充電電力の調べ方が分かったところで、実際に充電していきましょう!
ポータブル電源の容量評価
バッテリの評価って実は結構難しい評価なんですよね。。。
電気の知識だけでなく、ケミカルの知識も必要になってくるので、とても奥が深い評価です。
電気自動車がなかなか普及出来なのも、バッテリの欠点によるところが大きいですし・・・
今回はポータブル電源のため、メーカもそれほど過酷な使われ方は無いと想定していないと思います。
先ほどの箱にも、しっかり0〜40℃と書いてありますね。妥当な温度だと思います。
評価条件
今回の評価は冬の部屋で実施しているため、『18℃』です!
評価する時の外気温は重要なため、しっかり記録しておいた方が良いです。
さらに付属されていた、家庭用コンセントから充電したいと思います。
ほとんどの人が、家庭用の電源タップから充電するはずですので。。。
その時に、まず電源コードに記載されているACDCコンバータの仕様を確認しましょう!
ACDCコンバータとは、交流電源から直流電源に変換するユニットです。
誰もが何気なく使っているもので、スマホに充電する際の電源タップも、実はACDCコンバータと呼ばれるものですよ。
Evopow1000の付属品ACDCコンバータ
普通の人はあまり読むことが無いかもしれませんが、結構重要な仕様が記載されています。
Evopow1000の付属品ACDCコンバータを見てみると・・・
この電源タップの出力は、Vout:19V、Iout:4 .74A、出力:90.06Wと記載されています。
出力は、VoutとIoutを単純に掛け算を実施しただけのようですね。
この電源タップの出力電力以上に、ポータブル電源に充電はできないものなんです!
スマホの急速充電も電源タップによって決まるため、なんとなく電源タップの重要性は理解できるのでは無いでしょうか?
この電源タップを繋げてバッテリに充電すると、90Wと表示されるはずですが・・・
AC100VからEvopow1000を実際に充電してみた
新品のポータブル電源を使用するため、劣化していリン酸鉄リチウムイオン電池ですよ。
では、バッテリ残量0%から始めていきます!
この電源タップの定格出力が90.04Wなのに、96Wと表示されていますね。
大丈夫かな?
少し多く充電されていますが、付属品で充電しているため、そのまま継続しましょう。
1時間後
1時間のストップウォッチを狙って撮像します。。。
その時のポータブル電源の表示はどうなっているのでしょうか?
充電量が11%になっています。
なんとなく、96Wで充電していれば、この位でしょう!
2時間後
さて2時間後は?
充電量が23%となっています。
順調ですね😀
3時間後
さて、3時間後は?
充電電力も96Wとなっており、安定しています。
4時間後
4時間後も・・・
充電量45%になっており、順調です。
5時間後
5時間後も大丈夫かな?
あれ?
充電が止まっている?
本来なら、充電量が55%以上はあるはずですが、52%となっており、充電電力も0Wになっています。
電源タップを触ってみると、かなり熱いです!
仕様は90Wとなっている電源タップを96Wで動かし続けたため、停止してしまったのですね。
付属品の電源タップを使用しているので、十分に考慮しておいて欲しいところですが・・・
仕方が無いので、ちょっと冷ましましょう!
その後、100Vのコンセントを抜き差しすると、動き始めました。
あまり、電源タップが停止することの経験が無かったため、ちょっと焦りましたね💦
※手で触れる程度であったので、30℃位には低下していたと思います。
6時間後
6時間後は・・・
順調に充電されています。
7時間後
7時間後は・・・
最初から分かっていましたが、なかなか充電されませんね。
8時間後
8時間後は・・・
もう少しで満充電です。
9時間後
9時間後は・・・
あと5%で充電完了です。
10時間は掛からなそうですね。
満充電
満充電になった時間は・・・
『9時間28分』で100%になりました。
満充電になると、当たり前ですが充電電力が0Wになりますね。
これで、ポータブル電源のバッテリ容量がわかるはずです。
計算してみましょう!
Evopow1000のバッテリ容量
途中で、電源タップが停止してしまいましたが、それも含めて計算してみます。
最初にも書きましたが、バッテリ容量は【充電電力[W]】と【充電時間[h]】の掛け算です。
計算すると・・・
なんと910W程度しかないですね。
他のポータブル電源も同じような結果になるかもしれませんが、Evopow1000は『940Wh』より少なく『910Wh』との結果でした。
この結果から効率を算出してみましょう!
効率の計算
効率を計算すると・・・
863Wh / 910Wh ❌ 100 = 94.8% となります。
コタツを100Wで動作させた時の効率は『94.8%』と解りました!
他のポータブル電源と比較できると、さらに性能の良否が明確にできるため、実施していきたいですね。
充電中の騒音
かなりゆっくり充電してるため、ファンなども回っていなく静かに充電していました。
長い時間を掛けてバッテリを充電することは、バッテリを長持ちさせることができるため、安全な動作とも言えます。
充電時は電源タップを冷やせ
今回のトライで分かった事は、充電中の電源タップは冷やさなけばならない!です。
電源タップの定格以上を出し続ける動作になっているため、充電時間の発熱が大きくなり電源タップが停止してしまうようです。
電源タップが加熱保護で停止するのは初めての経験でしたね。
100Vのコンセントを入れ直すと再起動するようです。
ポータブル電源が故障する前に、電源タップが先に寿命を迎える気がします。。。
PDCAサイクルを終えて
Evopow1000で色々な評価を実施したため、分かったことを一旦まとめましょう!
・新品バッテリを満充電にする時間は9時間28分
・コタツ弱駆動はファンが回らないため静か
・充電時もファンが回らないため静か
・充電量の表示が信頼できる!
・充電中の電源タップが熱で保護停止する
屋敷出口
Evopow1000の箱には1036.8Whと記載されていましたが、ネット上で出ているリン酸鉄リチウムイオン電池の940Whが正解のようです。
評価から940Whより低いことが分かってしまったのは残念ですが、製品バラツキの範囲内のような気もします。。。
負荷が高くなるにつれて、効率は低下していくため、500W程度でも評価してみたいですね!
さらに、今回の充電トライで、表示される数値が信頼できることが分かりました。ポータブル電源自体の作りはしっかりしているような気がします!
\こんなポータブル電源が欲しい/
充電時間を評価してみました!
結局何時間だったんだ?
取扱説明書には11時間でしたが、
実際には9時間28分でした。
そう聞くと
速くなったような気がするが
遅くないか?
もっと早い方がありがたいですが、
日中充電して、夜使うので、
全く問題ないです。
それなら良かった!
もっといろんな使い方で
動作チェックをしろよー。
まだ、やるんですか💦
・・・
また、下のブログでEvopow 1000を選定した理由を紹介しています!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!もし意見がありましたら、コメントを送って下さい。
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