アラタ社長!
転職活動が進んでいる気がしません。
んー
なぜだ???
だって。。。
成果が上がっているか分かりません。
当たり前だろ!
転職活動は、今の会社のための
活動ではないんだから。
そう言われると・・・
でも、仕事は頑張っていますよ。
仕事を頑張るのは当たり前だ!
それは給料を貰っているからな。
会社と従業員は雇用契約で
結ばれているだけ。
ドライな言い方をすると、
給料分だけは働く必要がある。
給料分だけって言われても・・・
でも給料分だけの働きでは、
昇給を期待できないから。
だから、もっと働かないかん。
だから終わりがないなwww
え゛〜〜 では
いつ転職活動に向けた
アピールを集めるんですか?
企業が求めていないことを
勝手に成果を出すしかない。
それって、良し悪しが
分かりませんが・・・
そうなんだ。
転職活動に有利な仕事を
貰えてればラッキーだが、
そうでなければ難しいな。
貰えてない人は?
諦めるしかないwww
ハハ
そんなことは無いですよ。
では、自己PRできる
仕事の実践方法を紹介しよう。
緊急度と重要度のマトリクス
\重要度と緊急度のマトリクス/
優先度の高い業務は、どしても「発生型」の業務になっています。与えられた課題を、ただ遂行するだけでは、アピールが弱いことでしょう。やはり「設定型」の業務を見つけて下さい。
「設定型」の業務は自ら課題を見つけて解決に向けて活動するため、面接の場でも話しが広がり、さらに、面接官にとっても転職後の職場での活躍も想像しやすいことから採用し易いでしょう。
ただし「設定型」の業務は良し悪しの判断基準が曖昧なものです。さらに、緊急度が低いだけに、誰も明確な評価を行ってくれないのも当然です。
そんな時の課題解決に向けた思考方法を少し紹介しましょう。
Win-Winが判断基準
「カテゴリD」の業務内容についてイメージが湧くでしょうか?
見つけ方の1つとしては、就職したばかりだと不思議に思った仕事が多々あったことでしょう。
しかし、月日が経つと日々の業務に慣れてしまって、違和感無く周りのメンバーと同じように仕事を行っているものでしょう。慣れとは恐ろしいものです。
最初感じた違和感を思い返してみて、自職場で当たり前となっている仕事を見つめ直して欲しいです。その中に「カテゴリD」に当てはまる仕事があるはずです。
少し例を挙げてみましょう。
- 昔しから同じ製造方法を行っているが、新しい工法を使えば作業時間が短縮するかも?
- 同じ商社から買い続けている商品の価格が高い気がするが、なぜ?
- 作業工数の記入を要求されるが、活用方法が不明確だから、みんな適当に記入してない?
- ずっと同じ作業を繰り返している評価を、自動化できない?
- ハンコリレーだらけで、決定までに無意味に時間が掛かってない?
- どこに資料があるか分からないため、探す作業が多くない?
この中に何となく思い当たる節がありませんか?誰もが少し違和感を感じるけど、問題にもなっていない課題は、どこの会社でも見つかるはずです。
ぜひその中から、自らピックアップして、課題解決に向けてアクションを起こして下さい。そして、その解決した方法が良かったか?悪かったか?の判断基準は「Win-Win」だけでしょう。
改善が定着するためには、自分の業務が改善するのはもちろんのこと、関係する部署にとっても作業が改善する必要があります。一見すると本当に効果があるか判断が付かないかもしれません。
しかし、本当に良い改善であれば、じわじわ良さが広がるはずです。そんな「設定型」の課題に取り組んでみて下さい。きっと転職活動でも役立つでしょう。
また、関係部署を含め、受け入れられた改善策は、適したルールを作り、そして、どうやったら上手く活用されるか?を真剣に考えた後、新たな運用システムを採用してるものです。
ルールとシステムの違いから考えてみたいと思います。
正しい判断ができるシステム作り
企業がビジネスを継続するには、さまざまなルールが必要です。しかし、そのルールの全てが守られているわけではないでしょう。
中には、ルールの抜け道を見つけて、短時間で仕事を終わらせることが良いと感じている人も居るかもしれません。
しかし、決められたルールを軽んじていると、重大な事故やミスを引き起こし、企業の営業活動に致命的な悪影響を与える可能性もあります。
そのルールを作った当時は、社員全員がそのルールを守ること自体に価値を感じていたかもしれません。しかし、その意識は段々と薄れてしまうものです。
その状況では、守られていないというケースも大いに存在します。そして、同様の失敗を繰り返し、致命的な悪影響を再発させてしまった場合は、システム作りに失敗したと言えるでしょう。
ルールとシステムは複雑に絡み合っていて、切り分けが難しいものです。イメージが伝わるよう個々に分けて、少し考えてみます。
ルールとは
ルールと一言で言っても、いろいろな仕組みを表しています。例えば下のようなものがあります。
- 事業を進める上で必要な権限や役割を明確にするルール
- 作業の実施方法や関係部署への依頼方法に関するルール
- 検査結果の合格基準の決め方や、その報告を明示するルール
その他にも、さまざまな基準が運用されており、その手順が存在します。
企業に存在するルールは、判断基準を統一する上で必要不可欠なものです。このルールが無ければ、関係部署との協議でも考え方が曖昧になり、いつまでも会議が終わらないでしょう。
仕事を進めるためには、ほとんどの場合において、運用ルールは必要不可欠です。古い企業では、ルールが無く不明確な状態となっていることもありますが、いつか支障を出てくるものです。
仕事の認識統一が必要であれば、ルール作成を考えてみて下さい。
\この本からもルールの重要性がわかる/
システムとは
多くの企業で運用ルールが存在しているにも関わらず、それが守られていないのはなぜでしょうか。実際に運用ルールが守られていない現場からは、次のような声が挙がっています。
- ルールがあることを知らなかった
- 関係ない運用ルールだと思っていた
- 誰も守っていないから自分も守らなかった
- 実態とルールがかけ離れており実用的でない
- 誰もルールの詳細を理解していない。複雑なルールとなっている。
- ルールが出来た理由を知らないため、何に適用したらよいか分からない
このような状況に陥ってしまう原因は、企業のシステムにあります。このシステムを変えない限り、ルールを定着させることは困難でしょう。
誰もが知っている簡単な例を示してみます
ルール:法律
システム:立法、行政、司法でバランスを取って国民の権利と自由を保障する(三権分立)
法律というルールを、3つの独立した機関が牽制し合うことで、権力の濫用を防いでいます。国の法律ですら、上手く機能するシステムを用いて運用されていることが伝わったでしょうか?
企業においても、単にルールを作っただけでは、周知徹底できない事が容易に推察できることでしょう。良いシステムを開発できれば、その作業の周知徹底が進み、誰もが使用したいと考えるものです。
ルール自体は、経営層が担当しているものですが、システムは実務側が考えていることが多いため、システムの改廃については、会社での立場が低くても取り入る隙が多いにあります。
そんなシステムを考え出し、実際に企業で定着させることができれば、転職活動でも大きなアピール材料となるでしょう。
良いルールとシステムへの改善とは?
他のメンバーが勝手に流用したくなるする「ルール」と「システム」になれば、良い改善例と言えるでしょう。
例えば、責任を取りたくないために、事実上ハンコリレーとなっている承認ルートを、本当に必要な部署のみ回覧する仕組みを作ることができれば、大きな改善と言えます。
しかし、一つ一つ起案に対して、必要最低限の回覧先を決めることは難しく、ほとんどの人は無難な回覧ルートを選択してしまうため、ハンコリレーが始まります。
これは、誰もが責任を取りたくない心理が働くためでしょう。その心理は変えようがありません。大きな事でも、小さな事でも人は責任を取りたくないものです。
そこで、回覧内容によって、自動的に回覧部署を決めるシステムがあれば、誰もが利用するでしょう。それは、回覧ルートを決めたのがシステムだからです。
起案を開始する人は、本当は承認者を増やしたくないものです。その作業をシステムが自動的に選定してくれるのであれば、必ず使うはずです。
理由は、回覧された承認者に理由を問われても、会社のシステムによって選出した言えば、起票者の責任は逃れられるためです。
そして、そのシステムが本当に最適な「解」を導くことができれば、その成果は計り知れない効果があり、転職活動のアピール材料として有用です。
国民の生活を守るために「三権分立」が必要であったように、人は意識的で無くとも安易な方向に流れてしまいます。もし、企業にハンコリレーを容認するような社風があったとすると、その社風を変えることは容易ではありません。
明確な回答が得られるシステムを採用するなど、ビジネスモデルを変えるくらいの意気込みで改善案に取り組まないと難しいでしょう。日本において、なかなかハンコリレーが無くならないのは、それぞれの企業にあったシステムを作るのが難しいからです。
もし、そんな応用の効くシステムを開発すれば、販売できるかもしれませんね。転職活動の片手間で実施するような案件ではありませんが、自分で改善できる「カテゴリD」の案件を見つけて下さい。
いろいろなユニットやソフトウェアが開発されているため、それを組み合わせることで、簡単に改善できることも案件も見つかるはずです。
悪いルールとシステムへの改悪とは?
現場をわかっていない人がルールやシステムを作成すると、成功しないことが多いと感じる人も多いのではないですか?
ルールが上手く機能しない理由は大きく2つに大別できます。
- 「ルールを作成する側の問題」
現場の実態とルールがかけ離れている場合や、ルールが複雑で分かり難いなど - 「ルールを使用する側の問題」
ルールの理解不足、周知徹底不足、軽視など
ルール自体に対策を入れる場合は、社員に対しての教育やルールの周知徹底、ルールそのものを見直すことが考えられますが、往々にして下のようなことを行っていませんか?
- 「ルールを作成する側の問題」
ルールを決める部署と実行する部署は異なっているものです。実行する部署は、決まったルールが適切ではないと感じて改定を提案するが「しばらく使ってみて」など、曖昧な回答でスルーしてしまう。 - 「ルールを使用する側の問題」
ルールの真意を理解しないまま、拡大解釈してしまい、何でもかんでもルールを適用してしまい、組織の硬直化させてしまう。
しかし、どんな状態になろうとも、ルール自体に根本的な原因があることも忘れてはいけません。ただ、ルールだけでは解決できない時は、システムの見直しを考えてみて下さい。
ルールを守らせる努力は無意味
上でも書いてきましたが、守られないルールは、ルール自体に根本的な問題があるはずです。一方的に強制するルールは定着しないものです。特に「軽視」されたルールほどタチが悪いものはないでしょう。
ルールを作った人は、守ってもらいたいが、ルールを強制された人は、守る意味がないと感じている状態です。例えば、こんな状態は見たことがないでしょうか?
- 毎回同じ見積り金額ですが、取得日が大切だからと言って、見積り依頼を繰り返す
- ずっと記録してきてるが、データをまとめていないため、みんな適当に記録してしまう
- 正確に検査できていないと分かっていながら、ルールだから検査している状態
こんな状態で、ルールだけを強制しても何の意味もないでしょう。逆にルールを軽視する雰囲気が広がってしまうものです。
改善したいとの思いから、やってしまいがちな対応が、ルールを守っていない人を晒し上げたり、適当に記録された値の正否を再確認する作業を追加してないでしょうか?
そんな努力は全くの無意味です。長く続くことはないでしょう。定着するルールとは、双方に取って「Win-Win」であることです。正確な値を記録することによって、記録する人にもメリットが発生するシステムが必要です。
ルールは「守らせる努力」に時間を費やすのではなく、ルールを「守りたくなるシステム」を開発することに時間を費やして下さい。
そんな「Win-Win」なシステムを開発できる人材であれば、どんな企業でも引くて数多となるでしょう。
良いシステムはQCDでも高得点
しかし「Win-Win」なシステムを開発することは、とっても難しい作業でしょう。その理由は、作業内容の詳細を理解しないと作れないためです。
たくさんの部署に跨った作業を1つ1つを理解していては、いつまで経ってもシステム開発を開始することができないでしょう。それほど企業の中の業務は複雑に絡み合っているものです。
そんな時に考えて欲しい方法は、フレームワークの1つである『QCD』です。
このQuality(品質)、Cost(費用)、Delivery(納期)の3つの指標はトレードオフの関係になるため、バランスよく達成できれば、システムとして有用と示せます。
ルールやシステムを考案した際は、最初に『QCD』の観点でメリットとデメリットを比較して下さい。その上で、デメリットの方が大きければ、関係部署に悪影響を与え「Win-Win」を築くことは難しいでしょう。
『QCD』を1つの指針として活用できれば、正しい判断に繋がることでしょう。もし、ルールを開始した際に上手く機能しなかった時は、『QCD』を見直してみて下さい。きっと大切なことが抜けていたことに気づくはずです。
その抜けていた事象に気付いて、『QCD』を見直す作業を繰り返すことが、組織として強くなる秘訣です。
\QCDで見たビジネスモデル/
リファラル採用をビジネスへ昇華した
勇気を出して差別化!他社のモノマネをするな
事業として利益を出していれば、他の企業と比べて何らか『強み』を持っているはずです。ルールを作る経営層は、その『強み』を明確に把握しなければ、数年後には劣った企業に落ちていくでしょう。意外と『強み』が分からなくなっていることは多いものです。
そうならないためには、『強み』を指標の1つに取り入れ、新たに作ったルールやシステムを『QCD』で見える化して、正しい判断を繰り返す事で、強いビジネスモデルを構築することが必要です。
安易に同業他社のモノマネを行うことは愚策です。自社の『強み』をさらに伸ばせるビジネスモデルを明確にした上でルールやシステムを考えて下さい。
例えば、「最初の内は上手く機能しないかもしれないけど、しばらくこのルールで進めてみよう」などの発言があった場合、強いビジネスモデルを構築できるでしょうか?
「1年後には今よりも○○の数値を改善させるため、このシステムを採用する」など、経営層こそ数値化して示すことが大切だと思います。失敗した時も明確になり、改善に向けた再検討も容易です。
部下に明確な結果を求めるのであれば、経営層はビジョンを明確な数値で示すことが大切です。社内の雰囲気は、上から下に伝染してしまうものです。難しいですが、経営層こそ数値化に取り組んで欲しいと思っています。
転職するメリットの1つに、外からは見えない企業の『強み・弱み』を何度も肌で感じれる事でしょう。企業がどんなビジネスモデルで利益を上げているかを、しっかり理解した上で次の転職に移ることが、大きな知見となっていきます。
その知見は、転職先でもきっと活用する機会が出てきます。面倒でもシステム作りに関わると企業の色々なことが見えてくるため、「カテゴリD」に取り組んでみて下さい。
屋敷出口
なんか話しが見えて来ません。
勇気が出ない。。。
でも・・・
とにかく「Win-Win」なんですね。
そうだなwww
それが正しい判断を行うコツ
ビジネスモデルとかって
話しが大き過ぎてイメージが湧きません。
難しいかもなーwww
ただ、立場によって、
考え方は変えないといかんが、
忘れてはいかんこともある!
偉くなると、
パワーバランスでルールを
押し付けることが出来るから、
良し悪しが分からなくなる。
権力がなくても、
いろんな人が使ってくれる
システムを構築できれば、
それは本当に良いシステムだ!
そんなシステムを作れよーwww
無理な気がします。。。。
常に意識しておくことが大切だ!
ゆっくりやれよーwww
最後まで読んで頂きありがとうございます。いろいろご意見がありましたら、コメントを送ってもらえると幸いです。ドシドシ送って下さい。
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