世界2.0を読む|メタバース思考が転職を有利にする3つの理由とは!

環境
二B

アラタ社長!

最近はメタバースが

流行っているそうです!

会長

一時の流行りだろ???

二B

メタバースとは仮想空間

らしいです。

会長

だから???

二B

仮想空間・・・

お化け屋敷・・・・

きっと相性が良いはずです!

会長

人は仮想空間の中でお化けを

見て楽しいのかな???

二B

そんな事を言うと、

そもそもお化けを見たい

心理って何ですか?

会長

んー そー言えば

俺は人間じゃ無いから、

分からんなwww

二B

分かりました!

仮想空間の中だったら、

僕も人間になれますよ!

二B

何だって出来る

気がします!

アラタ社長

そーなんだ!

仮想空間は何だって出来る。

だからこそ良く分からない。

アラタ社長

お化け屋敷と

相性が良い様な…

逆に、誰でもお化けにも

なれるし・・・

会長

ゾンビにもなれるなwww

会長

勝ち組になるには、

いち早くビジネスに

しないとなwww

二B

んー 空想の世界が、

どうやって実社会と

繋がってくるのか?

二B

理解不能

難しいです・・・💦

アラタ社長

そーなんだ、難しい!

ワシにも理解できん!

アラタ社長

でも、必ずメタバースの時代は

やって来る!

二B

えっ!!!

ではどうしたら???

アラタ社長

メタバースの活かしを考えるため、

『世界2.0』を読んで見たので

紹介しよう!

アラタ社長

メタバースの勉強にと思って

手に取った本だが・・・

作り手目線のメタバースなんだ。

二B

作り手目線だと

何か違うんですか?

アラタ社長

ビジネス書に近い感じ!

これは仕事の進め方にも役立つし

転職の考え方について参考になる!

アラタ社長

ちょっと変わった

ビジネス書と思って読むと

とっても面白い!

二B

ビジネス書って

なんか重い・・・

アラタ社長

ビジネスとして何かを

成し遂げたいと考えている人は

共感出来る気がするなwww

アラタ社長

メタバースと思って読むと

薄い内容と感じるかもな・・・

会長

どんな内容か

早く教えてくれ!

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『世界2.0』がなぜ転職活動に役立つ?

まず『世界2.0』とは下の本です!

\メタバースの本と言われているが…/

この本が示している人類に残されたフロンティア(課題)は3つ!

  1. 宇宙空間
  2. 仮想空間
  3. SDGs

んー なんとも壮大なテーマです💦

そして、このブログで定義したビジネスパーソンは目的は『問題解決を繰り返し実施すること』です。

そうすると…ビジネスパーソンが解決すべき課題は、①宇宙空間、②仮想空間、③SDGsの3つとなります。

これだけで伝わってしまうかもしれませんが、就職するので有れば、より発展が見込まれてる市場を目指すべきです。

今の日本と比べて考えてみると見えてきませんか?

  1. 宇宙空間 ←莫大な軍事予算を持つアメリカや中国が有利
  2. 仮想空間 ←先が見えないが、コンテンツ大国の日本はポテンシャルが高い
  3. SDGs       ←苦手では無いが、コスト競争になると不利

また、ここ数年の間に、世界に向けて大きく発信できたのは下くらいではないでしょうか?

  1. 自動車のHV技術
  2. アニメ・ゲームなどのコンテンツ
  3. 原発の維持管理は難しい

この3つは誰もが納得のいくものでしょう。

自動車のHV技術

トヨタ自動車の世界時価総額ランキングは、1989年に世界11位で541.7億ドル、2021年には世界38位で2465億ドルとなっています。

バブル時代のピークと比べるとランクダウンしていますが、現状50位以内に入っているのはトヨタ自動車だけです。

この結果だけでも、日本の自動車技術が世界と渡り合って価値があると判断できるでしょう。

さらに、この島国の中に複数の自動車メーカが存在しています。これも他の国では見られない特異性でしょう。

アニメ・ゲームなどのコンテンツ

本書でも書いてありますが、日本は「人材」「知財」「文化」の3つの観点から他国に比べて下駄を履いてスタートできる有利な状態なのです。

「人材」で言えば、漫画やゲーム、映像を作り出したい人が溢れている日本はとても珍しい国です。

手塚治虫などの過去の漫画家に憧れ、次々と良質なコンテンツを生み出せる人材が揃っています。

ゲーム業界においても、「マリオ」や「ドラクエ」に影響を受けた世代が、スマホ用ゲームなど新たなビジネスモデルを生み出す、好循環が生まれています。

「人材」が「知財」を生み、そして「文化」として定着させるシステムを作ることに成功しています。

世界各国が認めるコンテンツ大国と言っても過言ではないでしょう。

原発の維持管理は難しい

これは、とても残念な結果です。地震大国の日本でも原発は維持できるところを見せつけて欲しかったところです。

今では聞かなくなりましたが、原発は「安全神話」によって国民に受け入れられていました。

その神話を作るためには、並々ならぬ苦労があったはずです。その苦労をシステムとして残すことができなかったのでしょう。

日本人は、本当にうまく回るシステムを作ることが苦手な様に感じます。お役所仕事と呼ばれるように、自律的に改善できるシステムを作れないために、目的意識が無いまま、同じ仕事を繰り返してしまう・・・

そんな状態では、長い年月の維持管理はとても難しいでしょう。

大きな犠牲を払いましたが、この失敗をバネにして成長してほしいものです。

 

二B

あの・・・

メタバースは???

アラタ社長

壮大なテーマから始まったため、

少し大きくなり過ぎましたwww

アラタ社長

ちょっと絞っていきますね。

二B

でも・・・

アニメやゲームの

コンテンツがメタバースに

有用なんですね?

アラタ社長

そうなんだ!

仮想空間と相性が良い!

アラタ社長

本書でも、

日本の『ラストチャンス』と

言っておる!

もともと日本人は空想のキャラクターを考えるのが得意なのだと思います。世界各国を見ても、これほど「神様」や「お化け」が居る国はありません。

親しみを込めて、名前が付いているのがその証拠です!

この有利な土壌を活かして、メタバースでは世界の覇権を握って欲しいところですね。

ただ、アメリカと中国では、凄まじいお金がインターネットの次の技術に注がれており、1社で何兆円もの金額を投資する会社が出てきているのが現状です。

このメタバースで勝ち残るためには、本気で日本のラストチャンスだと思って取り組む気概が必要でしょう!

そんな挑戦する会社への転職を考えてみて下さい。
きっと将来に渡って役立つスキルが得られるはずです。

それはメタバースを創り出す過程で、世界の普遍的な法則を理解できるためです。

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メタバースの理解するために

本書では『メタバースを理解するとういことは、すなわち世界を理解すること』と書かれています。

んー なんと壮大だと思いませんか💦

だから理解できないんだ!と納得してしまいました💦

それを、少しずつ分解して示しているのが、本書の良いところです!

その時に使用している手法が、論理的思考であり、フレームワークです。仮想空間という複雑で入り組んだ課題だからこそ、フレームワークが効果を発揮します。

フレームワークに興味がある読者であれば、メタバースに興味がなくとも『世界2.0』は面白いと感じるはずです。

\メタバースだけでなくビジネス書!/

さらに、メタバースを理解する上でテクノロジーを理解することは、キーポイントとなります。

テクノロジーが肝となる理由

テクノロジーが持つ役割を考えたことがありますか?

本書でも書いてありますが、テクノロジーの役割は『一部の特権階級だけが独占していた能力を民主化すること』です。

『民主化』とありますが、何となく難しいですね。ただ、本当は簡単なことです。

例えば、王様だけが飲むことができた薬が、簡単に作る技術が確立したことで、誰もが薬を手に入れることが出来るようになるなど、一般的に広がることを意味しています。

インターネットも軍事用に開発された技術でしたが、現在では誰もが使うテクノロジーです。

情報を流通させるメディアは、立法権・行政権・司法権に次ぐ、第四の権力と言われていましたが、インターネットを通じて誰もが発信や受信できる環境が整い、民主化されたと言えます。

では、メタバースは何を民主化するのでしょうか?

メタバースは仮想空間を作ることです。これは、世界を創造することを意味します。

そのため、世界を創造することを『民主化』するわけです。
簡単に言ってしまうと「神様」になることを目的としています。

なんと、メタバースとは「神様」になったつもりで世界を創ることなんです!
この作業を可能とするテクノロジーが『メタバース』です。

ただ「神様」と言っても何をしても良いわけではありません。そんな事をすれば、誰もその世界には入ってこなくなり、空虚な世界を創るだけです。

人が自主的に活動できる世界を創造することは、とてつもなく難しい作業だと誰もが理解できるはずです。

しかし、この難しい作業について思考することが、ビジネスパーソンとして仕事を進める上でとっても重要になってきます。

世界の普遍的な法則の難しさ

世界の創り方とは、信じられないくらい深いテーマです。

この複雑な世界が、どうやって活動を繰り返してきたのでしょう。

「神様」の指針によって世界が動き出します。
しかし、無秩序な世界では、人が集まってこないため、いろんなシステムを考えるはずです。

そんな時、下の言葉が、人間の活動を的確に表現していると感じますが、皆さんはどうでしょう?

個人個人が自分の利益を追求することによって
神の見えざる手に導かれるように
社会全体の利益にもなっている。
(アダム・スミス)

個人が利益を追求できるシステムを創ることができれば、勝手に世界が発展していくものです。

しかし、世界には複雑な生態系が重なっており、その全ての生態系において利益が得られるシステムを構築することが求められます。

その中の1つとして、人間の利益追求も有ります。これも生態系と言えるでしょう!

全てを上手く回すことが、社会全体で利益を享受できることに繋がります。
言葉で書くと簡単ですが、上手く回すことは本当に難しい作業です。

アダム・スミスはこれを「神の見えざる手」と表現しています。
妙に納得できる言葉ではありませんか?

例えば、ビットコインもこの「神の見えざる手」のような、上手く機能するシステムを確立することで、信頼を得ることに成功しています。

この「神の見えざる手」のような上手く機能するシステムを具体的に理解するため、例えば「世界」を「企業」に置き換えてみて下さい。

「企業」も1つの生態系です!

企業の中で、新たなシステムを上手く回すことが出来た人は、周りを見回しても、それほど居ないことでしょう。

何故なら、誰かが得するシステムを考えると、その影では、損をする人が存在するはずです。
この場合、利害関係が発生してしまい、なかなか新たなシステムを始動できないのが実情です。

たとえ、企業全体を見ると効率が良くなるシステムを考えたとしても、誰かが反対すると、なかなか実現は難しいものです。これは、本当に効率が良くなる事を明確に示すことが不可能に近いためです。

ただし、この企業活動を繰り返しを行わないと改善できないことも事実です。

このジレンマが伝わったでしょうか?

「企業」という小さいな生態系でも上手く回せないのに、「世界」は誰もフォローしなくとも、自然と上手く機能しています。この「神の見えざる手」を創り出す難しさが伝わったでしょうか?

『メタバース』では、この「神の見えざる手」を意図的に創り出して、上手く機能するシステムを構築することが仕事となります。

こんなシステムを創り出すスキルを持っていれば、どこの企業でもリーダーとして活動できるでしょう!

こんな、上手く回るシステムを創るために、押さえておくべき3つのポイントを紹介します。
転職活動の面接でも、このポイントに沿って説明できれば、説得力が増すでしょう。
※『世界2.0』で詳しく書いてあるため、ここでは簡単な紹介に留めます!

自律的であること

参加者が生態系をよく理解し、ルールを守ることは大前提ですが、自然と自分が何をすれば良いかわかる世界にならなければなりません。

不特定多数に向けて指示を出すことは不可能なため、勝手に良くなっていくシステムが必要です。

有機的であること

参加者同士で密にコミュニケーションが行われる環境が必要です。システムの中に連携する要素を入れることで、新たな刺激が生まれ、生態系をより強固にします。

分散的であること

自然界をイメージして下さい。個々の生物はバラバラに活動しているにも関わらず、複雑に絡み合った大きな生態系を構築しています。仮想空間では、同時に複数の生態系を共存させながら、各々の活動が、システム全体に良い影響を与える必要があります。

「自律的」「有機的」「分散的」なチームを作ることができれば、リーダーとして十分な活躍を見せていることでしょう。転職面接でも十分にアピールできる素材となります!

この難解なメタバースを創り上げるために必要なスキル!

この『世界2.0』を書き上げた佐藤航陽氏でも、メタバースを的確に説明して、万人に受け入れられる活動は難しかったのでしょう。

本書の端端でも、その苦労を感じることができ、とても親近感が湧く構成となっています。

そして、この壮大なメタバースを創っていくためには、個人で太刀打ちする事は無理だと感じました。

組織の力を活用して取り組んでいかなければ、すぐに競合他社に抜かれてしまうことが目に見えています。

そこで必要なのは、複雑な事象を「見える化」する『論理的思考力』です!

ただ、メタバースの本を読んで『論理的思考力』が出てくるとは驚きでした💦

本書の中でも、『論理的思考力』は現代社会において基本スペックと書かれており、必須のスキルだと理解できます。

本ブログでも『論理的思考力』から『フレームワーク』につなげ、使い方の紹介を進めてきました。

その理由は、ビジネスパーソンとして、難解な問題を解決しなければならない時に『フレームワーク』が必須と感じてきたためです。

そして、『論理的思考力』は若い時から訓練しなければ、得られないスキルだと思っています。

逆を言えば、若い時から取り組めば、得られるスキルとも言えます。

ぜひ、この『論理的思考』を得て、新たな課題に取り組んでください。

\新たなルールを作りたい時こそ!/

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屋敷出口

二B

メタバースかと思ったら、

またフレームワーク。。。

アラタ社長

ハハ

それだけ大切だと言うこと。

二B

仮想空間の話だと思ったのに。。。

結局必要なのは論理的思考力なんて…

アラタ社長

あらゆる職場で必要なのは

論理的思考力とあった。

アラタ社長

常々、ワシもそう感じておる。

さらに・・・

二B

さらに・・・

何ですか?

アラタ社長

仕事の割り振りをする時、

自律的・有機的・分散的は

必ず意識しておる。

アラタ社長

でないと、

組織として全く機能しなくなる。

二B

難しいですね。

日々の仕事が決まっていれば

問題ないでしょ?

アラタ社長

複雑な課題であるほど、

自律的に良い判断が下せる

組織を作らなければならない。

アラタ社長

1つ1つの問題に

細かな指示は出来んからな。

二B

確かに・・・

アラタ社長が末端に指示は

出しませんからね。

二B

僕の判断が重要になってくる

わけですね。

アラタ社長

そうなんだ!

会長

ま〜

Win Winになるように

しろって事だなwww

二B

それだけ???

会長

それには、

巧妙な論理的思考力が

必要なんだがなwww

 

会長

これは意外と難しいぞ〜

俺は…

会長

もう神様みたいなもんだがなwww

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。『世界2.0』を読んで面白かった箇所を感想と共にピックアップして書いていますが、いろんなご意見がありましたらコメントを送って下さい。

また転職に関するフレームワークは下のホームから!

【お化け屋敷】ゾンビでも転職したくなった!
やりたい仕事が見つけるため転職活動を開始します。何をしたら良いか解らない中で、もがきながら前進していく成長過程を紹介します。

さらに、メタバース世界を実際に作ってみました!
作ってみたい時は、参考にして下さい。

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