【転職活動】トヨタも活用するリファラル採用とは?経験者が語るメリットとは!

環境
二B

アラタ社長!

トヨタ自動車が求人募集だって。

僕も応募しようかな?

二B

リファラル採用だと

合格率が高くなるそうですwww

会長

ん???

リファラル採用???

二B

社会人採用を引き上げるって。

ネットに書いてありました

会長

だからwww

お前はリファラル採用なの?

二B

実際・・・

それは何ですか???

アラタ社長

ハハ

リファラル採用に付いて

少し説明しようかな。

二B

お願いします。

アラタ社長

同時に、まだ説明していない

フレームワークも使ってみよう。

二B

え゛・・・

またフレームワークですか?

アラタ社長

今回は「QCD」によう!

知りたくないのか???

二B

そんなわけでも

ないですけど・・・

アラタ社長

では、始めよう!

スポンサーリンク

増加しているリファラル採用とは?

リファラル(referral)とは紹介や推薦を意味する英語です。社員が優秀な知人を自分の会社に紹介する採用方式です。

社員の紹介で進む採用として、縁故採用(コネ入社)を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか?しかし、リファラル採用とは決められた採用基準で選考が進むため、縁故採用とは全く異なった採用方法です

さらに、この方式はアメリカなどでは一般的であり、日本国内でも2015年ごろから導入する企業が増加しています。

実際に、2015年頃は導入する企業は20%程度であったものが、たった7年程度の経過で80%近くまで増加していることから、導入することによって企業のメリットは大きいのでしょう

トヨタのリファラル採用

トヨタ自動車でも、社会人経験を持ったキャリア採用の強化を開始しています

その中で「リファラル採用」も導入しており、優秀な専門人材へアプローチすることで、即戦力と期待できる人材を確保する、新たな試みと言えるでしょう。今後、優秀な人材を確保する手法として「鍵」になるかもしれません。

ただ、この採用方式は、社員の積極的な協力が必要なため、スマートフォンで気軽に紹介できる専用アプリを導入することで促進させ、さらに、採用時に報奨金制度も設けることも始めています

それだけ、人材確保にコストを掛ける価値があることが見て取れます。売り手市場の今が転職のチャンスかもしれません。

\チャンスを活かす転職活動なら/

 主な募集内容は?

自動車業界においても、インターネットに繋がる車はもちろんのこと、自動運転の進化、電気自動車(BEV)の普及促進などによって、ソフトウェアの重要性が格段に上がっています

世界的にみても、他業種から電気自動車への参入が進み、専門知識を備える人材の確保は年々難しくなってきているのが現状です。

トヨタ自動車ですら人材確保は難しく、売り手市場になっている現状を打開するのは難しい課題です。

ビジネスパーソンとして効率良くキャリアアップするためには、その売り手市場の「波」に乗れるスキルを獲得し、スペシャリストとして能力を示すことが大切です。

【VUCA時代の履歴書】「強み」を示す、たった1つのノウハウは『スペシャリスト』
転職活動で重要な事は「希少性」を示す事です。100万人に1人の存在をアピールできれば、履歴書でも面接でも怖いものは無いでしょう。少し難しいかもしれませんが、しっかり取り組んで下さい。

スキルを磨くと同時に、転職活動を成功させるためには、どうしても募集要項にマッチしたスキルが必要となります。そのため、逐次チェックが必要となっていましたが、リファラル採用の場合は、その確認方法が難しかったのが現状です。

そこで、社員向けに配信されている専用アプリには、多岐にわたる募集要項が記載してあり、自動運転社会に向けてモビリティーサービスや、次世代自動車の研究開発など、必要となるスキルを容易に確認できるメリットがあり、そのギャップを埋める手法となっています。

また、その募集要項からは、ソフトウェアの人材募集が多いと感じるはずです。新たなスキル獲得に向けて活動を開始する方は、ソフトエンジニアを考えてみて下さい

\ソフトの勉強を始めたい方へ/

 やっぱりソフトエンジニアが重要

この現代において、ソフトを使用しないで動くユニットは無いと言っても過言では無いでしょう。

ソフト開発は、見つかったバグに対して常にバージョンアップしていく開発が一般的です。しかし、モビリティは人の生死に関わる重要なユニットのため、たとえソフトウェアだとしても、不具合が一切許されない領域が存在します

誰が考えても、自動運転に関わるソフトは、誤動作が許されないことが容易に想像できます。そのため、モビリティに合致したソフト開発を進めるためにも、自社でソフト開発を進める必要があるのでしょう。

モビリティに特化したソフト開発は、電気業界などとは一線を画す開発プロセスが想定されますが、良い経験だと思って飛び込むことも良いかもしれません

\経験が無い方でも大丈夫!まず登録から/

トヨタも進めるリファラル採用のメリット・デメリットを説明する前に、フレームワークの1つである「QCD」について紹介しましょう

QCDで考える

「QCD」とは、次の頭文字を取って並べたものです。

Quality(品質)
Cost(費用)
Delivery(納期)

主に製造業で重要視される3つの要素ですが、QCDフレームワークは、製造業の業務に限らず、メリット・デメリットを比較したい場合など、いろいろな業務で活用できます

ビジネスを進めていると、ザックリ抜け漏れの無い報告を求められることも多いでしょう。そんな時にオススメのフレームワークです。

初期段階の考察結果を報告する際に、QCDでまとめると分かり易い資料になるため、覚えておいて下さい。

 QCDを意識するメリット

このQuality(品質)、Cost(費用)、Delivery(納期)の3つの指標はトレードオフの関係になる事が多いです。この3つをバランスよく達成できれば、ビジネスとして成立目処が立つため、頻繁に活用されるのでしょう。

トレードオフとは、一方を優先させると、他方がマイナスになってしまう関係です。たとえば、Quality(品質)を下げると判断すれば、Cost(費用)を抑えられます。これは誰もが直感的に理解できるでしょう。

その他にも、Delivery(納期)を短縮しようと活動を始めると、Quality(品質)が下がってしまうのも同様です。これを事前にフレームワークを用いて「見える化」しておく事がビジネスパーソンとして重要です。

常にQCDを意識して仕事が進められれば、「Qualityを確保しながら、Cost(お金)を削減して、目標のDelivery(期限)までに成果物を提出できる」ようになるでしょう。

リファラル採用のQuality:○
  • 専門性の高い求人など、難しい募集要項に対しても、紹介者から事前情報によって面接に対する事前対策が図れることから、合格率が高くなる傾向がある。(人事との会話から通常のキャリア採用と比較して確率が2倍以上と推定される)
  • 従業員が、知人の紹介文などを提出することによって、採用に対して一押しできる。特に異業種に転職する場合は、ポテンシャル採用となるため、紹介者からのコメントによって求職者のイメージが高まり、合格率が高くなる
  • 求職者は、事前に職場の業務内容や雰囲気を確認できるため、働くイメージのミスマッチが少なくなり、入社後の社員の定着率が上がる
  • 転職活動に出てこない人材にアプローチでき、潜在的な層まで求人活動ができる
リファラル採用のCost:○
  • 紹介者の時間も使ってしまうデメリットがあるが、エージェントへの報酬は、転職する人の年収によって決まり3〜4割程度が一般的である。その支払い総額と比べると、安価に人材確保ができる
リファラル採用のDelivery:△
  • 紹介者は、どうしても自身の主業務とは異なるため、タイムリーに求人活動ができない。人事担当からすると確保できる人員の予想が難しくなる

 リファラル採用を経験した感想

リファラル採用を経験した時の条件は、メカトロニクス設計者からパワーエレクトロニクス設計者への移行であり、異業種への転職でした。

専門知識が異なるため、合格できるか?も心配でしたが、それ以上に、転職後にパワエレ設計者として、継続できるか?の方が心配だったように思います。

仕事が「できる」「できない」に対して、多くの技術者は、スキルの高さで判断してしまうものです。どれだけ準備しても異業種への転職直後は、周りのメンバーと比べ、スキルが劣った状態になるでしょうこの環境下で働くことに、かなりの抵抗感があったのを覚えています

\異業種転職に向けてブラック企業排除/

そんなネガティブな思考の中で、知人から事前に職場の雰囲気を聞く事ができるのは、大きな安心材料となります。さらに、実際の転職後もいろいろな面でフォローしてもらえる事は、大きなメリットでしょう。(知人も会社を辞めてもらっては困るため、手厚いフォローが期待できますよ

会社が変わると社風が変わり、一般的だと思っていた仕事の進め方がイレギュラーになることも多いものです。知らない単語も多く飛び交う中で、いちいち話を中断させるわけにはいかなく、理解できないまま話しが進んでしまうことも多いでしょう。

そんな時に、フレンドリーに聞ける知人がいれば、とても心強いものです。なかなか聞きにくいことも気軽に教えてもらえます。

また、どんな時も自身のOutputが最大の武器です。得られた結果を、フレームワークでまとめられる力が役立つと感じるはずです。仕事において、誰にでも理解できる共通の「まとめ方」がフレームワークのため、勉強しておいて損はないです。

今回使用した「QCD」フレームワークの結果を最後にまとめると。。。

リファラル採用は、「Q」と「C」はメリットが大きいですが、「D」に対しては、デメリットが大きいと分かります。

\フレームワークが気になった方はTOP/

【お化け屋敷】ゾンビでも転職したくなった!
やりたい仕事が見つけるため転職活動を開始します。何をしたら良いか解らない中で、もがきながら前進していく成長過程を紹介します。

このデメリットの影響が大きいため、一定の人材を確保するために、従来のエージェントを通した採用活動をやめられないと推察できます。そこで、色々と対策が考えられているため、少し紹介します。

Deliveryを改善する施策

トヨタは2019年度から、知識や技術が豊富な人材を確保するため、キャリア採用を強化してきました。その中で、2020年度からリファラル採用も導入されていましたが、なかなか採用数が増えなかったようです。

そこで、2021年度から専用アプリを導入しています。アプリであれば、募集職種が社員のスマホで確認でき、求人情報をQRコードにすることで、知人に向けて簡単に送付できます

誰もが分かりやすいシステムによって勧誘しやすくなり、導入後の採用数が増加している結果が、明確な数字で表れています。

このシステムを開発した企業「マイリファー」は、リファラル採用のデメリットを専用アプリによって克服する、新たなビジネスモデルを確立してきたのでしょう

トヨタだけでなく、多くの企業に採用実績があるため、ホームページを確認してみて下さい。自分が希望する会社が掲載されているかもしれません

また、今まではデメリットの方が大きく、うまく行かなかった事象に対しても、ソフトウェアを活用することで、見え方が大きく変わるモデルと言え、とても興味深いビジネスです。皆さんはどう感じましたか?

\ソフトを勉強したくなった方は/

「マイリファー」のホームページにトヨタが導入するにあたって紹介文が掲載されているため、企業目線から見た人材確保の状況を知ることができます。トヨタへの転職に関心がある人は読んでみてはどうでしょうか?

トヨタがリファラル採用を推進する理由と今後の展望──採用や職場の変革が、会社の変革のスタートである | TalentX Lab.
キャリア採用比率引き上げ(10%→50%)を目指し、採用マーケティングを中心とした転職潜在層へのアプローチを開始したトヨタの事例
スポンサーリンク

屋敷出口

二B

なるほど!

では、会長が紹介して下さい!

会長

何も分かってないじゃないかwww

会長

俺は従業員でないから

紹介できないぞ!

二B

そっっか!!!

残念です・・・

簡単に転職できると思ったのに…

アラタ社長

ハハ

リファラル採用だからと言って

簡単に転職できないぞ。

アラタ社長

特に、紹介して貰っているだけに

不合格になると…

双方がギスギスする可能性もある。

二B

よく考えないといけませんね。

アラタ社長

さらに、合格したとしても、

同じチームに配属されると、

どうしても上下感が出てしまう

こともあるだろう。

アラタ社長

知人の紹介だけに、

普通の採用プロセスでは考えない

ことも深読みしてしまうものだ。

会長

しかし、あんまり気にしても

仕方がないからなー。

チャンスがあればトライすべき!

会長

一生を左右する選択だから、

後から後悔しない活動が大切だ!

二B

僕の場合、

誰も紹介してくれないから、

考えるまでもないですけど…。

会長

ようやく

分かったようだなwww

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。ご意見がある方はコメントを送って下さい。よろしくお願いします。

コメント