アラタ社長!
早く転職活動を始めたいです。
転職活動を始める前に、
自分の仕事を振り返ってみるべきだな。
まずは棚卸しから。
えー
めんどくさーい。
まずは自分が何をしたいのか?を考えるために
過去、自分が行ってきた仕事を振り返ると、
得意な業務や、好きな業務が見つかるものだ。
仕事だとしても、何気なく自分の好きな仕事を選んでいるはずだ。
そして、上司も適性が有ると判断した業務を依頼しているもの。
考えたことないなー。
言われた通りの仕事しかしてないような・・・。
そんな事はないから大丈夫!
そして、今から説明するパーセプションマップで仕分けを行うと、
転職活動に有用な仕事が解ってくるはずだ。
そんな方法があるんですか?
パーセプションマップって何ですか?
パーセプションマップとは2軸で表現したフレームワークのことだ。
騙されたと思って実施してみてほしい。
いろんな業種で働きたい人こそ、試してみる価値がある。
自己分析で実施したロジックツリーのつづき
自身をTop事象として、ロジックツリーで「見える化」してきました。この洗い出した要素を、さらに細分化を進めてきいきましょう。今回は「自身→Output→社会人時代→仕事→過去」で辿った要素について紹介します。マップ↓の赤字で示した要素が今回の実践対象です。
\ロジックツリー実践結果/
社会人生活の中で自分なりにOutputしてきた業務を「見える化」しましょう。色々なフレームワークが有る中で、ここの要素に対しては、パーセプションマップが適していると思っています。パーセプションマップとはイメージしたものを2軸の項目で表す手法で、その「切り口」によって見え方が大きく変わります。
「切り口」の選定に完璧な正解はないですが、どうやって仕分けるか?を考えてみて下さい。フレームワークを「知っている」だけでは意味が無く、実際に活用できるようになって、有用性が解ってきます。まず、自分ならどう表現するかを考えてみる事がとても大切です。
ビジネスパーソンとして仕事を進めていると、他人が実施した「見える化」に接する機会も多い事と思います。他の人が実施した「見える化」と自分が良いと考える「見える化」を常に比較して欲しいです。その比較する思考が、フレームワークの深い理解に繋がります。自身が実施してきた過去の仕事に対してパーセプションマップを実践してみて下さい。自分が続けたい業務が見えてくることでしょう。
パーセプションマップ“緊急度”と“重要度”
転職を考えているビジネスパーソンの多くの人は、日々たくさんのタスクを抱えているものと思います。そのタスクを転職活動に対して効果的に層別する方法を説明します。
まず、タスクの優先順位付けの考え方として、スティーブン・R・ゴヴィー氏の著書である「7つの習慣」の中に『緊急度と重要度のマトリクス』があります。このマトリクスは業務が増えすぎて何から処理したら良いか解らないときの優先順位の考え方として提唱されてる手法です。今回は『緊急度と重要度のマトリクス』をタスク優先順位付けではなく、転職活動に適用させてみました。
一般的な使用方法として、製品に対して顧客が認識するイメージを2軸で表す手法です。このフレームワークは知覚マッピングとも呼ばれています。製品の販売戦略として、ターゲット集団に対して自社製が他社製より優位性が高いメリットを認識してもらうため、メーカは市場における自社のポジションを明確にしたいと考えます。そのポジションを「見える化」する手法として使用される事が多い手法です。
緊急度と重要度のマトリクス
\重要度と緊急度のマトリクス/
4つのカテゴリに分類
縦軸と横軸にそれぞれ「重要度」と「緊急度」をとり、4つのカテゴリにタスクを振り分けて見てください。
(B)重要度が高いが、緊急度が低いタスク
(C)緊急度が高いが、重要度が低いタスク
(D)重要度も緊急度も低いタスク
この4つカテゴリ分けは「漏れなく、ダブりなく」になっており、一種のとなっています。重要ポイントのため何度も書いていますが、「見える化」するための最も基本的な考え方です。先輩や同僚が実践していれば、その目線でチェックしてみて下さい。
二宮ゾンビの業務棚卸し
まず最初に日々のタスクを洗い出してもらいましいた。
僕の仕事です。
毎日大変なのがわかってもらえます?
□設備の点検や管理
□お化け屋敷での接客
□来場者数の集計
なんとなく洗い出すと、このくらいになってしまうのではないでしょうか?このままでは、4つのカテゴリに分けられないため、もう少し深掘りしていきましょう。
業務の深掘りの観点
例えば、会社に出社してから業務を進めるにあたって、いろいろな判断基準で処理を進めていることと思います。
2.各タスクにかける時間を決めて、スケジュールを立ててから処理を開始する
3.上司から依頼された順に処理を行う
この理由だけ見ると、なんとなく効率良く仕事を進めているような気がしますが、1つ1つのタスクに対して疑問を書き出してみるとどうでしょう。
2.タスクにかける時間がどうやって決まっているか?もっと早い方法はないか?
3.上司は部下の業務を把握した上で、優先順位を決めているか?
この様な疑問を解決することもタスクとして考慮すると、洗い出しはどうなるでしょう。
深掘り後の業務
もう少し考えてみました。
どうですか?
\重要度と緊急度のマトリクス/
B:出社状況の確認、メンバーの体調ヒアリング、勤怠の集計
C:体調管理項目の一覧表作成
D:管理項目の基準決め、管理項目の集計方法検討
■設備の点検や管理 ←すぐに効果は見えないが重要な仕事
B:設備の日常点検、備品の補充、設備投資の検討
D:点検項目の改廃、点検費用見える化
■お化け屋敷での接客 ←大切な仕事
A:お客の接客、クレーム処理
B:イベント企画、アトラクション製作、クレームの上司報告
C:クレームの分類方法検討、お客の周回タクト改善
■来場者数の集計 ←今後の進路を決めるためにも必須
B:来場者のカウント、満足度調査アンケート、上司への定時報告
C:アンケート集計のDX化、アンケート項目の改廃
D:定時報告方法の見直し
タスクに対して改善していきたい項目まで入れて洗い出すと、かなりの項目が上げられるはずです。ここで自身のタスク深掘りができないと転職活動を進める上で大きな問題です。Topページでも記載していますが、ビジネスパーソンの仕事は、「問題解決を繰り返し実施すること」です。
\Topも見てみて/
自身が行っている業務対して問題点が洗い出せなければ、到底ビジネスに対して問題点の洗い出しができるとは思えないためです。新たな雇用を考えている会社は、多くの問題を抱えており、そのタスクを解決してくれる人を要望しています。この課題に気付く能力は最初のステップであり、転職する人にとって必要不可欠な能力と考えて欲しいです。日々の仕事が惰性となってしまった人は、この業務深掘りが難しく感じる事でしょう。転職を考えてない人でも、自身の業務深掘りを実施してみてください。
実は、個人としても、会社としても(D)に割り当てられるタスクをどれだけ意識しているか?がとても重要です。(D)に割り当てられる業務は、明確なタスクになっていないことが多く、見落としがちになっていることでしょう。多くの人が忘れがちなタスクだからこそ転職活動のアピールとして有効です。しっかり推進できる人を目指して下さい。
棚卸し業務を転職活動に照らし合わせる
洗い出した業務を見てみると(D)に割り振られるタスクはメイン業務から遠いことが見て取れます。そのため、このカテゴリで成果を出せることは、どのような業種で働いても対応できるスキルを所有している事を示せます。
さらに、このカテゴリのタスクは目標も明確になっていないことが多く、自らが目標を設定するため「設定型」の課題となります。この様なタスクは面接官にとって自社で働いてもらった時の業務遂行イメージを持つことが容易なため、面接でも理解が得られやすいでしょう。
面接において、現職場のカテゴリ(A)にあたるタスクから成果を説明することは重要ですが、業種が異なった場合は有効打に欠けることもあります。そのため、日頃から「設定型」のタスクも選択することが重要です。ただし、ビジネスパーソンとして重要度が低いタスクに注力することはリスクが大きいため、成果を示す時に重要度が上がっているタスクになっているよう意識して下さい。このタスクの重要度を増すことに成功していれば、職場での評価も同時に上げることができることでしょう。
ここで課題の分け方を説明します。一般的に大きく3種類あり「発生型」「設定型」「潜在型」に分けられます。
発生型
自身の考えとは全く関係無く、起きてしまった問題です。 課題が明確になっていることが特徴です。例えば、市場不具合対応などが当たり、カテゴリ(A)に当てはまる事が多いでしょう。緊急度も重要度も高いですが、解決までのプロセスが決まっている事もあることから個人の自由度が低い事が想定されます。
設定型
自ら目標を設定する課題です。 目標を達成するために理想と現実のギャップ気付く必要があります。そして、ギャップを埋めるためのアクションプランを作っていくスキルが必要となってくるでしょう。優先度が低い事も多く、自分が率先して解決するモチベーションが必要です。 転職を目指す人は常に「ギャップの認識」とその「改善方法」について解決案を考えて下さい。
潜在型
表面化していないけれど、今後発生する可能性がある問題が対象となります。 例えば、出荷検査時の「傾向観察」などが上げられます。検査の判定としては良品範囲ではあるが、徐々に規格外に推移していれば、いつか問題として発覚し、カテゴリ(A)となって緊急度が急上昇するでしょう。「自浄作用」が高い会社であれば、カテゴリ(B)の段階で問題と認識され、潜在型として処理が可能です。この様な問題に対して積極的に取り組めると転職活動のアピールになります。ただし、職場での経験が浅い時は細かい情報まで得られないため、この課題に気づく事は難しいかもしれません。
品質改善の中に、規格外品の再発防止や、未然防止といった改善活動があります。規格外品の再発防止とは、現品解析した上でその原因を理解し、品質を低下させた真因を明確することで、再発防止を目指す取り組みです。「傾向観察」は規格外品の未然防止に当てはまり、まだ発生していないものの、今後発生する可能性がある不具合の予兆を捉えて、あらかじめ対策を打つ取り組みです。工程から得られる、定量値となる検査データを分析して、さまざまな潜在的トラブルを未然に防ぐことを「傾向観察」と呼んでいます。
マトリクス“D”から“B”への実践
実施例を上げると、私の新入社員時の経験として、パソコンが全員に行き渡った時代であり、サーバーに保存してあるデータをメンバー全員で共有できる状態となっていました。ただし、サーバーへのデータ保存に関するルールがなく、個人の主観でフォルダ体系が決まっている状態でした。
新しいメンバーにとって、データの保存先を特定することに時間が掛かるため、業務遂行の「1つの問題」だと思っていましたが、長く働いている人にとっては慣れてしまっている感じでしょう。この違和感を解決するため、誰でも分かるようなフォルダ体系に見直す作業を、勝手に始めていました。データのほとんどが過去の業務資料のため、仕事内容を理解できていない社員が一意にフォルダ体系を決めることは難しく、アンケートや試行期間などを活用しながらフォルダ整理を進めていました。
この活動を繰り返し、フォルダ整理が完了した時には、他のメンバーも作業効率UPを体感でき、職場全体としてタスクの重要度が上がっていることを実感できました。さらに2年程度経過してフォルダ整理の事も忘れていた頃、他部署から「あの部署のデータ管理が分かり易い」と聞くことも多く、メイン業務では無いながら達成感が高かったことを覚えています。
「緊急度と重要度のマトリク」に照らしわ合わせると“D”であったタスクが“B”となっています。この様な経験を転職面接での1つのアピールとして持っていると話しが広がることでしょう。仕事は常に自分で獲得するものと覚えておいて欲しいです。
\カテゴリDを昇格させるスキル取得/
カテゴリ“D”の重要性
洗い出したDの業務は、かなり曖昧で、何を実施したら良いかわからないことでしょう。むしろ問題と思っていない人も多いと思います。このカテゴリを問題だと気付けるだけで、他の人より適性が高いことを意味しています。さらに、問題だと気付いて、さらに改善できる人は僅かでしょう。転職活動後も成功するためには、このカテゴリ“D”に取り組んで下さい。
\簡単なカテゴリDのやり方/
\正しい判断の方法とビジネスに活かす/
屋敷出口
業務を棚卸しすると
なんかスッキリしますね。
ポイントは棚卸しと深掘り。
自分の想像以上にいろんな事に
取り組んでいる事が解ったはず。
なるほど・・・
僕が先日提案した来場者のカメラ集計などは
転職活動に有効なんですね。
業務深掘りの中では(D)の
定時報告方法の見直しに当たるな。
ただ、毎日の作業が面倒なだけだったから、
自動化したかっただけなのに。
その提案が大切なんだ。
面倒な作業の地道な改善が重要!
その改善で会社は強くなっていくもの。
これで僕も転職活動のアピールが
見えてきました!
他のメンバーと比較しても
自動化する能力が高い気がします。
やっていても苦では無いですし。
でも、やるだけでは意味がない。
改善目標を数値化したのち、
結果と目標の比較まで実施して欲しい。
なかなか褒めてくれないですね・・・
褒めて伸ばす時代かもしれんが、
雇用契約ってことを忘れてはいかんな。
お化け屋敷新(株)は
雇用契約しているのか?www
とは言え、しっかり数値化してくれよ。
だから、どれくらい楽になるのかを
やたら聞いて来るんですね。
でも何を数値化したら良いかわからないですよ。
それに、失敗したら怒られそうで、
やる気が無くなります・・・。
我が社では、このカテゴリの
結果に対して怒ることは無いぞ。
正しい振り返りのため、
結果の良否判断は求めるがwww
さらに言うと、これは社長も含めて全員するべきなんだ。
我が社の行動指針にも「是々非々」としているように、
仕事に対して正しいプロセスを踏むことは等しく同じだ。
じゃっ、社長も示して下さいよ。
社長はいつも示しているだろ?
使用したコストと来場者の比較とか、決算とか。
ハハ
個別の社長指示なども数値化しないといないな。
下からのプッシュを真摯に受け止めないと。
これって転職活動に関係ありますか?
(A)のカテゴリは会社ごとのやり方が異なるが、
(D)は、どこでも、誰でも同じってことだろ。
そうです。
(D)に対しての成果は転職活動だけでなく
自身の成長にとってとても有用ですよ。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。棚卸しの後は、二宮ゾンビが気になる会社にロジックツリーを実践。会社調査に活用できたか?を確認して下さい。
\会社調査にロジックツリーを実践/
\ゾンビの転職が気になる方はTopから/
\お化け屋敷新の企業理念とは/
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